こんにちは、nishi_talk(@nishi_talk)です。
今回はubuntu環境にpythonのcronを設定する方法をご紹介します。
初めてubuntu環境でcronを設定したとき、どうやっていいか全くわからず苦労したので、ここに備忘録として残しておきます。
だれかの役に立てば嬉しい・・・
まずはubuntu環境にログイン。
cronが設定されているか確認。cronの設定を確認するのは以下のコマンドで。
cronの設定を確認
$ crontab -l
cronの設定
cronの設定するときはこのコマンド。
$ crontab -e
いつもvimを使ってたんですけど、なぜかデフォルト(初期設定)がnanoなので、vimに変更します。
エディターをvimに変更
$ update-alternatives --config editor There are 4 choices for the alternative editor (providing /usr/bin/editor). Selection Path Priority Status # Edit this file to introduce tasks to be run by cron. ------------------------------------------------------------ * 0 /bin/nano 40 auto mode 1 /bin/ed -100 manual mode 2 /bin/nano 40 manual mode 3 /usr/bin/vim.basic 30 manual mode 4 /usr/bin/vim.tiny 10 manual mode # Default rules for rsyslog. Press <enter> to keep the current choice[*], or type selection number:
vimに変更したいので、「3」を選択するとvimになります。
それでも変わらない場合は、
$ select-editor Select an editor. To change later, run 'select-editor'. 1. /bin/ed 2. /bin/nano <---- easiest 3. /usr/bin/vim.basic 4. /usr/bin/vim.tiny Choose 1-4 [2]:
ついでにpythonの場所を確認
$ which python /home/ubuntu/.pyenv/shims/python
気を取り直して、cronを設定。
$ crontab -e
# cron実行 05 13 * * * $HOME/.pyenv/shims/python /home/ubuntu/xxxx.py # cron実行 + 標準ログ出力 + エラーログ出力 05 13 * * * $HOME/.pyenv/shims/python /home/ubuntu/xxxx.py > /var/log/cron.log 2>&1
cronの細かい設定はこちらの記事が参考になります。
クーロン(cron)をさわってみるお
ubuntu初期設定のままだとcronのログが出ないみたいなので、ログが表示されるように変更します。
cronのログが出るように設定
$ vim /etc/rsyslog.d/50-default.conf
こちらのファイルの10行目くらいに以下の記述がコメントアウトされているので外す。
cron.* /var/log/cron.log
設定は反映されなかったら、cronを再起動する。
$ /etc/init.d/cron restart [ ok ] Restarting cron (via systemctl): cron.service.
OKが表示されたらOK!