【本】「明日のプランニング 伝わらない時代の『伝わる』方法」を読んでみた

コピーライター、CMプランナーとして活躍されている、佐藤尚之さん著書の「明日のプランニング 伝わらない時代の『伝わる』方法」を読んでみた。

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読む前

あるサイト制作をしている時に、やたら「プランニング」って言葉を聞いていたら、「プランニングってそもそもなんだっけ?」「プラン(計画)の進行形がプランニングってことか?」「そもそもこのサイトの最適なプラン」はみたいな全く整理されてない、脳内無限ループに陥った。

プランニングの本質を全くわかっていない人(自分)が、お客さんを納得させる制作をできるか?
作ったとしても、それは薄っぺらい言葉で説得して制作されたものなんじゃないか?
好きでもない相手に「好きだ!好きだ!好きだ!付き合ってくれ!」っと叫んでるだけか?っなんて意味の分からない妄想を繰り広げて、不安いっぱいだった時に、少しでもプランニングの本質を掴むために買った本。

読んだ感想

「伝える仕事」をしている人にとって(自分のことですが…)ワクワクさせてもらえました。
佐藤尚之さんご自身が今までの経験をまとめられている著書ですが、Web業界に身を置くディレクターでもデザイナーでもエンジニア(自分)でもしっかりと伝わる内容です。

昔はテレビ広告や新聞広告を流せば、商品などは認知(見てもらえる)してもらえたが、「伝える方法」が多様化してしまった現在だと、なかなか「伝わない」。
「伝わらない時代」「伝わる」ようにどうすればいいかを、佐藤尚之さんなりの考えのもと、その手法が書かれています。

伝えたい相手を笑顔にするってことが書いてあって、自分もそうだなーっと共感しました。
伝えた相手をデザイナーとかお客さんとかユーザーとかに置き換えると、確かに笑顔にさせれてないないなーっと。。。
相手を笑顔にするってことは、相手に役立つ情報がしっかり届けること。

普段の生活のなかで、新しいことに興味を持つきっかけとか、まさに佐藤尚之さんが書かれていたシュチュエーションのまんまでしたwww
((たぶん、僕の他にも共感してくれる人がいるはず)

プランナー向けに書かれた内容ですが、Web業界でもなかなか認知が増えないとか、思った以上にコンバージョンが伸びないとか、バズらせたいんです!とか同じ症状があったりと共感できる部分満載でした。
その症状がちょっとでも楽になるサプリメント的な気持ちで読める本です。

響いた言葉

友人知人は最強のメディア

バズったとしても、本当の意味で刺さってない

そろそろそういう「量」で測るのはやめよう

「ファンが何を一番喜ぶか 」を考え抜いてもてなした

まとめ

昔からそうですが、友人や知人の「口コミ」のスゴさみたいなものをすごく感じさせられました。
僕も最近は友人の一言が、購入をするきっかけになったりと、書かれている内容と全く同じシュチュエーションに遭遇していたので、まさにグサッと刺さる内容でした。
選択肢が多くなった現代で、選択されるために明日からの活力になる1冊です。

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