今回はさくらインターネットでレンタルしているサーバーにPython3.5をインストールして環境構築をしたときの方法をご紹介します。
前提条件
Pythonファイルをpyをサーバー上で動かす機会があり、調査も含め試してみた。もともと私が借りているさくらレンタルサーバーのスタンダートプランにはPythonを使える環境があるがバージョンが「2.7.6」。
python3のバージョンを使用したかったので以下のことを実行しました。
今回インストールするバージョンは「Python3.5」で設定します。
※変数パスの変更するので、実行するときは自己判断でお願い致します。
sshでサーバーに接続
ターミナルを開いてssh接続します。FTPアカウントとFTPサーバ名はご自身の情報に書き換えてください。
$ ssh FTPアカウント@FTPサーバ名
password: サーバパスワードを入力
Python3.5をインストール
接続できたら、Python3.5のインストールを行います。まずは、Pythonを動かしたいディレクトリを作成します。
% cd /home/ドメイン名/www/
% mkdir python
% cd python
Python3.5をインストール
% wget --no-check-certificate
% tar zxvf ./Python-3.5.0.tgz
% cd ./Python-3.5.0
% ./configure --prefix=$HOME/local/python
% make
% make install
.cshrcファイルを修正する
% vi ~/.cshrc
#以下の記述を追加
-----
set path = ($path $HOME/local/python/bin)
setenv PYTHON $HOME/local/python/lib
-----
% source ~/.cshrc
% rehash
% python3 -V
Python 3.5.0
参考にさせていただいた記事
さくらのレンタルサーバにPython3.4をインストールする